本番に強い子なんていない
- study-partners
- 2017年12月24日
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『本番に強い子なんていない』
厳密には、
『本番にだけ強い子なんていない』という意味です。
これまでの定期テストや校外模試の成績が
学年で最下位だったような子が
私立大学の薬学部の入試において
他学部であれば合格できた点数を取ったことに対して
高校の三者面談において
担任の先生がその結果にとても驚き、
『本番に強いタイプかも知れませんね。』
と言っていたとのことだった。
そんなことはない。
毎日毎日
周りからは無理じゃないかと
ささやかれながらも
分からなくなったところまで戻り
そこから一つひとつ理解を積み重ね
自分で問題を解けるようになるまで
何度もやり直し
できなかった問題の解説を書き写した
赤ペンの筆跡でノートを埋め尽くし
そうやって自分で考える力を
少しずつでも確実に身につけてきたからこそ
センター試験の過去問においても
平均6割近く得点できるようになっていた。
人には一人ひとり
違った個性があるように
個別に適した指導法が必要であるように
思われがちだが
一人ひとりの
学力を伸ばすことにおいては
地中奥深くで
根っこが一つにつながっているという確信のもと
今日もまた丁寧な指導を施していく。