空はなぜ青くて、夕焼けはなぜ赤いのか
- study-partners
- 2017年12月17日
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空がなぜ青く見えるのか、
みなさんは考えた事はありますか?
空が青いのにはちゃんと理由があります。
光は波長によって、色が違います。
太陽光は、地球の空気層(大気圏)に入ると
空気中の細かいチリ(注)にぶつかり、光の向きがかわります。
つまり、
波長の短いもの(赤よりも青の方が波長が短い)は、
それだけ細かいチリにぶつかる確率が高いので、
あちらこちらに光が散らばりやすいということになります。
空が青く見えるのは、
波長の短い青い光が空いっぱいに散らばっているからです。
一方、
いままで青かった空が
夕方に赤く見えるのはどうしてでしょうか。
これは、
太陽光の空気層を通る距離に関係があります。
太陽は沈むにつれて、
太陽の位置が私達の真上から横に移動します。
そうすると、
太陽光の空気層を通る距離は、
真上に比べて横の方が距離が長い為、
いままで細かいチリの間をすり抜けてきた波長の長い赤い光も、
細かいチリにぶつかり散らばり始めます。
青い光は波長が短い為、遠くまで光は届かず、
私達には赤い光のみが散らばった空が目にうつるので、
夕焼けの空が赤く見えるのです。
【当たり前(常識)を
疑うことができるようになる】
学び続ける価値の一つであることを
ぼくは子どもたちから学ばせてもらっています。