頭のいい人には恋ができない
- study-partners
- 2017年6月3日
- 読了時間: 2分

これは、小学校6年生の理科【エネルギー】の授業板書です。
と言っても、ネズミ先生(生徒につけられた私のあだ名らしい(笑))が一人で授業内容をホワイトボードに書いたものではない。
生徒といっしょに同じ課題について考え合い、生徒たちが自ら分かったこと、発見したことを自分で書き込んでいく。
生徒は、お絵かきのように描くことを楽しんでくれるし、私としても、生徒がどのように理解してくれているか、頭の中を可視化できて指導しやすい。つまり、生徒の理解を一つひとつ辿りながら、今一つ腑に落とせていないこと、曖昧な部分に対して的確に最小限のことだけ教えることができる。
なんか・・・
生徒が先生で、私が生徒みたいな雰囲気でとても楽しいです。
『頭のいい人には恋ができない。恋は盲目である。
科学者になるには自然を恋人としなければならない。
自然はやはりその恋人にのみ真心を打ち明けるものである。
科学の歴史はある意味では錯覚と失策の歴史である。
偉大なる迂愚者の頭の悪い仕事の歴史である。』
ー 寺田寅彦(物理学者) ー
科学を『指導』、自然を『生徒』に
置き換えて読んでみることもできる。
stay foolish.
スティーブ・ジョブズが、スタンフォード大学の卒業式で遺したスピーチの言葉。
いつまでも、
頭の悪いネズミ先生でいようと思います。