解るまで、全力で指導する
- study-partners
- 2017年5月12日
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これは、高校数学Ⅲの【積の微分公式】に関する板書です。
高校の授業では、公式の成り立ちや解説といった説明はされず、ただ丸暗記して数字を当てはめればいいという指導を受けていたようで全く理解できていませんでした。
だから、数Ⅱの微分の最初で学ぶ【平均変化率】の定義までさかのぼり、そこからつながりを一つひとつ確認しながら写真右上にある積の微分公式まで、少しでも腑に落ちないことがあれば全て明確になるまで説明してあげて、やっと理解することができたと生徒は喜んでくれました。
『解らへん・・・』
子どもたちから発せられるこの言葉に対して、私は生徒が納得してくれるまで、『そんなん覚えといたらええねん』という言葉に逃げず、最後まで付き合っています。解るタイミング。解らないポイント。これらは、生徒が100人いたら100通りあるように思います。
でも、ひとつだけ確かなことがあります。それは、
どんな子でも『必ず分かるようになる』ということです。この確信があるからこそ、わたしは安心して、そして、全力で指導に臨むことができている。
そして、
何より、その確信を与えてくれたのは、子どもたちに他ならない。