現代文も数学も英語も全て【論理】で解ける
- study-partners
- 2017年5月9日
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これは、高校現代文の授業板書です。
現代文というと、多くの高校生が『現代文は波(できる、できないの)がある』と言います。そして、いい時というのはどういう時かと尋ねると『知ってる内容、もしくは興味ある内容で理解しやすかった』と述べています。
つまり、読まなくても本文全体のオチを予測しやすいわけです。
であれば、
全く知らない内容であったり、抽象度が高くてイメージしにくい内容の文章であった時、読み始めてなるべく早い段階から本文全体の方向性(筆者が言いたいこと)を予測できるような読み方を修得していれば、受験本番でどんなタイプの問題文が出題されても波を限りなく小さくすることができると考えています。
そのようなことを狙いとして、わたしの現代文の授業では設問を解かせることはほとんどせず、写真の板書のように、命題の反復や対比といった論理を手がかりに本文全体の筋道を立てられる指導を行っています。
このように、複雑なものを単純化する思考が身につけば、余分な部分に振り回されず、物事の本質を素早く的確につかむことができるようになります。
そして、この考え方は、数学においても同じ事情であり、英語の長文読解においても全く同じです。それぞれは表皮的に違って見えるようなものをバラバラに暗記して忘れていくのではなく、統一的な核(本質)である【論理】を身につけさせることこそ、理想の指導と現時点において捉えています。