考え抜くチカラ
- study-partners
- 2017年4月25日
- 読了時間: 2分

これは、中1数学の【方程式の解き方】導入部分における授業の板書です。
生徒は、近隣地域の公立中学に通っている中1生。中学校ではまだ正負の数の考え方をやっている段階ですが、教科書で言うと103ページぐらいのところまで進んで学習しています。
過度な先取り学習は無意味ですが、適正な先取り学習をすることによって、いつも新しい数学の概念を自力で考え抜いて理解しようとする力を育むことが可能となります。
これは、高校受験や大学受験における初出の応用問題と対峙した時、見たことがない問題だと怖気づいてしまうことなく、落ち着いて解答を導くことができるようになりますし、何より、社会に出れば答えのないような難課題をも解決していかねばならず、そういった機会においても積極的に挑んでいけるような能力へとつながっていくと信じています。
わたしたち大人にとっては、写真のような方程式は簡単に解くことができますが、中1生にとっては初出となると恐ろしく難しい問題なんですね。でも、5問ぐらい同じ問題を練習すると自力で解けるようになります。
しかし、
もっとも大切なことは、解けるようになったことではなく(それは同じような練習問題をこなせば解けるようになるので)、【初出箇所をしっかりと自力で考えさせてあげること】だと感じています。