PDCAサイクル
- study-partners
- 2017年4月13日
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高校3年生の生徒の一週間の学習計画を決めました。
ただ決めると言っても、曜日毎の分単位での学習時間と時間帯と一週間の合計学習時間、各科目の勉強で使用する参考書や問題集など、生徒といっしょに具体的に考え、それに対してお互いコミットする。
勉強ができなくて困っているケースの根底には、大抵この『何から、どのように勉強を始めていいか分からない』という不安が潜んでいる。ここを解消してあげるだけでも、生徒たちの学習意欲を劇的に変えることができる。そして、何より生徒自らも一緒になって考えたことが、それに対する責任感を生み、計画の実行性が高まる。
この生徒も、自分なりに計画通りに頑張ろうと、学校の休み時間に御友達と話したりすることなく勉強時間を稼いでいるという変化が起こっている。そんなことまでは、一緒に考えたわけではなかったのに。
また、
この計画表に毎日の実績を赤ペン等で記録させ、できるだけ毎日確認するようにしています。こうすることで、計画のズレや違和感を一日単位で発見、改善することができ、時間がだいぶ経ってから結局計画倒れだったということにならないようにリスクヘッジを行います。
わたしは、計画を立てることよりも、記録を取ることの方に重点を置いています。計画を立てることは1時間もあれば簡単にできます。でも、それを毎日継続的に実行し続けることの方がはるかに大変です。結局、受験勉強が上手くいくかどうかは、この継続性にかかっている。
そして、
きっとこの習慣こそ、生徒たちが大人になって、世の中のたくさんの人の為に、いろんなビジネスを成功させていくPDCAサイクルを実行する上で役に立つと信じています。