失敗する勇気
- study-partners
- 2017年4月8日
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中学1年生の数学の授業(先取りで分配法則を使った文字式の計算)です。
写真右側の3つの練習問題。習ったことがある人にはなんてことのない問題。でも、まだ中学生になったばかりで、学校でも習ったことがない生徒にとっては、しっかり考えないとできません。
特に、3つ目の問題が上2つに比べて恐ろしく難しい。上2つの問題は、例題を参照して解くことができるが、3つ目の問題は、文字を含んだ項どうしをかけ合わせなければならず、例題が参考にならない。
こういう瞬間を毎回の授業内で散りばめるよう工夫し、その手元を注視するようにし、間違ってもいいから最後まで自力で考えて答えを出すように言っています。
この瞬間こそが、例えば、受験において初めて見る難しい問題を解かなければならない時と同じだからです。
そして、さらに大人になって社会人として未解決なあらゆる課題に対峙する時と同じであり、その瞬間に失敗を恐れず前に進める勇気につながっていくと信じているからです。
失敗することは誰だって怖い。
でも、
失敗する勇気を持てないことの方がもっと怖いと思います。