大学入試が変わっても大丈夫
- study-partners
- 2017年5月18日
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大学数学では何を勉強するのか?という質問に対して、一言で答えるなら【集合】ということができます。
なぜなら、数学のすべての話題は集合を使って構成されているからです。
ということは、みんなが今までに勉強してきたすべての算数、数学は集合を使って説明できるということです。
大学数学ではできるだけ根源的なところから、飛躍することなく学んでいく必要があります。これは『公式を覚えて問題を解けること』よりも『その公式がどうして出てくるかを理解すること』に重きをおいて勉強していくということです。
そのベースの理論が集合なのです。
だから、集合がどのように数学の対象として姿を表すかを一度学んでおくと、数学を集合として捉えるという姿勢が身につき、大学数学を学ぶのにとても役立ちます。
でも、生徒たちがみんな大学で数学を学ぶわけではありませんし、強制するものでもないと思っています。
ただ、
わたし自身が、そういった大学数学レベルの価値や奥深さをしっかりと認識して指導することで、子どもたちが数学を楽しく学ぶ、つまり、自ら考えて分かることを楽しんでくれるんじゃないかと思います。
このチカラさえ備えることができれば、先日発表された『大学入学共通テスト(仮称)』に出てくるような新傾向の問題が出題されることになっても落ち着いて対応できると思います。











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