生徒の手元っておしゃべりなんです!
- study-partners
- 2017年3月30日
- 読了時間: 2分

昨日の授業では、少数点の繰り上がりを含んだ割り算の授業もありました。
授業の前半は、割る数と割られる数の小数点の位取りがなかなか上手くできませんでした。でも、一問一問一緒に解き、どこが出来ていて、どこをどう間違ったかを生徒なりに理解できるようになると・・・
なんと!
この写真の右側の問題に書き込みを始めたのです。それは、問題を解く前に全ての問題の小数点の位取りを自分で工夫して問題を解きやすくしたのです。
このように、
問題を解く前に、何も考えずにやみくもに計算を始めるのではなく、自分なりに工夫して『どうやって解けば解きやすくなるか』と考えようとすることは、【解法の指針を立てる】という癖付けにもつながっていきます。大学受験レベルになると、問題を見ただけで容易に解法が見つかるということの方が珍しくなりますので、指針を立てるという学習姿勢は特に大切になります。
そして、
こういった論理的な課題解決能力は、社会人になってからも必須のものです。でもこれは社会に出る前に、ちょろっと就職活動を通して身につくものではありません。長い時間をかけて、日々の学習の中でコツコツと育み続けてこそ、本物の地頭を形成していきます。
私は、子どもたちの手元を見るのが大好きです。言葉を交わすことはありませんが、交わさなくても、彼らの頭の中が手に取るように分かってあげられるから。











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