間違うことを恐れずに、まずはやってみる
- study-partners
- 2017年3月21日
- 読了時間: 2分
今日の授業では、多項式の乗法について学び、そこから乗法公式について勉強しました。そして、学校ではまだ習っていない問題を解かせてみたところ・・・

というような解答をしてくれました。解答は間違っていますが、学校でも、まだ誰からも習っていない問題を生徒なりに一生懸命考えて答えを出し、その過程もちゃんと自分の言葉で説明してくれたことをまず褒めました。
『間違うことを恐れずに、まずはやってみる』
こういった学習姿勢は、これからの高校での学習にとどまらず、大学に入ってからの研究活動、そして、社会人になってからの職業人生において必ず役に立ちます。そうやって考えると褒めずにはいられなかったんです。
話を戻します。
通常、このような上記の計算問題は、(x+a)^2=x^2+2ax+a^2 といった公式を使って解くんだよって教えますが、公式の存在を教えることをせずに、

いくつかの数字を当てはめてみて【実験】をし、その【検証】結果を整理して、そこに何か規則性、もしくは【一般化】できるものはないかを生徒に推測させてみたところ、
『あっ!!!分かった!!!』
この瞬間の、生徒の表情はとてもダイナミックなものでした。私も思わず『そうっ!それっ!すごいっ!』って叫びましたね(笑)その後、どんな数字を入れ替えても、驚くほど素早く問題を解くことができていました。
スタディパートナーズでは、算数や数学を指導する際、できる限り公式に頼りすぎず、論理的に解法を導き出せるように細心の注意と準備をして授業を展開しています。特に、初出の単元や公式を学ぶ授業は、初めて見る応用問題を自分の頭で考えて解けるようになる絶好の機会です。数学の公式一つ学ぶだけでも、無限に子ども達の生きる力を育むチャンスに溢れています。
そのことを、毎日、子ども達から学ばせてもらっています。











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